実は今回のDLCで感動を覚えた上位ランクのシーン。エイデンとジャックがハックしたドローンから脆弱性を暴くためMK2を更にハックしているところ。左上のオブジェクティブ“ピアースたちがハックする間生き残れ”も可愛くないですか。ピアースたちって|¬°)(悦)。当然ですがエイデンが乗っ取ったドローンがふよふよ揺れていてこれまた可愛いの極み。エイデンとジャックをバックアップにつけるって字面だけでもやばい。この後レンチの格闘をエイデンが元気よく応援してくれます。敗ける気がしない上に敗けるわけにはいかないの極み_(_¬_)_
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噛み砕くのにも吞み下すのにもやっぱり時間を要したWD:LEGION DLC[BLOODLINE]。ともかく自分にとってエイデンピアースというキャラクターが特別というか、もはや囚われているようなものなので、要所要所で単純にお祭り騒ぎをすることはできたけどノw`)・゜それもネタバレになってしまうかと思えばそう安易にするわけにもいかないし、そうこう思っているうちに呑み込めたような吐き出しちゃったような、反芻してるような、新しいものをまた口に入れたような、難しい感覚です。
もうこれでもかと言うほどWD1を自分はプレイしているし、なんなら今でもやっぱりシカゴに戻ってエイデンを歩かせ続けていますから、やつの闇はよくわかっていたつもりで、それも今回の BLOODLINE で明らかにされましたね。エイデンの精神世界にまで入ってしまった。さすがにあそこでは泣けてどうしようもなくて、一回プレイを止めた時間がありました。
エイデンは、ビジランテの自分もフォックスの自分もただただ葬りたかった。
エイデンが携帯とキャップとコートを探して欲しいと願う間、自分は本当によくよく考えていました。たぶんプレイヤーが感じてきたことは、全てジャクソンが代弁してくれていたと思います。「母さんも俺もレナに起こった出来事と共に生きようとしているのに、あんただけがそうしようとせず自分を苦しめ続けている。もう俺たちはこれ以上守ってもらう必要なんてない。ただあんたにいて欲しいだけなんだ。ビジランテとフォックスがあんたの全てだなんて言わないでくれ。俺の伯父さんでもあるんだからな」。下着姿で埋まるのはちょっとな…と、コートを探している口実として冗談混じりに言いながらその身ごと葬ろうとしていたエイデンにとって、ジャクソンからの言葉の数がどれほど救いだったか測り知れません。
エイデン・ピアースという人物像の神秘性とか奇怪な影というか不気味な印象は、今回のストーリーでほぼ全て取っ払われてしまいましたね。WD1ましてや2では絶対に不可能だったファッションショーまでさせることができてしまって、これらも含めてがエイデンを光の下に連れ出すための制作陣の思惑だったというのなら、相当に入念で計画性と緻密性に突飛したエリート軍だと私は感じました( ˘ω ˘ *)べた褒め
何だかもったいないような、掴みどころないところがエイデン・ピアースの魅力のひとつでもあったのではないかと思いながら、でも、そうだよな。何かである前にジャクソンの伯父さんだもんな。いいよな。エイデンがずっと葬りたかったものを何よりジャクソンの手を借りて葬り去ることができて、免罪符まで渡された。これ以上の幸せが、やつにとってあるか? ない。ないんだよ。よかった。
捨て難い、惜しいというプレイヤーでしかない自分自身の感想は抜きにしてエイデンのことを第一に考えるならば、最高のストーリーでした。
噛んで呑み込むに連れて純粋に心から思ったことは、自分を許せなかったものを蔓延る悪に傾倒してくれてよかった。デンが自分を殺さずにいてくれて本当によかった、ということでした。
これもエイデンの強さ、原因を考量し言い換えるならば図太さですよね。耐えられないからといって自分を自殺に追い込むことはしない。姪の復讐の過程で複雑に入り組んだ悪と不道徳を暴き出した彼は、自分がなすべきこと生きる意味をそこに見出し、不正を罰すること、断ち切ることに専念した。
それでも、生まれ合わせた環境もあって様々な悪事も働いてはきたものの決して悪党ではないエイデンは、次第に自らの善悪の観念に問いかけるようになっていった。それは、最初からだったかもしれません。しかし抜け出すことができない。何度となく試みるもののビジランテであり、フォックスである自分が常につきまとう。精神世界でデンがふと口にした「もう疲れた」は、胸にきましたね。
そうエイデンは、殺しに長けてはいますが、元より冷酷非道な男ではないんですよ。よく思い出すのが、WD1でのキャンペーン“Backseat Driver”です。追手を回避しつつ逃亡の手助けをするストーリーで、後部座席のその逃亡者が怯えてよくしゃべる。早い段階で警察を撒いてしまうと聴き終えることができないんですが、車内で身を隠すなどして時間を稼いでいるとエイデンてば怯え切った逃亡者をなんとはなしに励ますんですよね。私はよく困惑したものです。一体エイデンの芯には何が潜んでいるんだろうって。
「俺は未練がましい」というようなことを以前Tボーンとの会話のなかでエイデンが言っていました。ジョルディなんて「感情的過ぎるのがお前の弱みだ。いつか利用されるぞ」と指摘していましたよね。
幼少からの経験ゆえか、おかげで強情なエイデンは自ら死を選ぶことなく保ち続けてくれましたけど、ジャクソンと、ニッキーでさえ究極の代償を払うほどのことをエイデンはしていないと言ってくれました。ニッキーが意味するところは、WDのプロローグつまりダミアンとの共謀で口座をハックし莫大な金額を得ようとした発端にかかっていると取れますが、BLOODLINE を通せばエイデンが自己犠牲を払う必要はないと言ってくれたと解釈していいのではないかと感じました。
そういえばジャクソンとのことで既視感があって、というかまずジャクソンが心身ともに本当に男前に育ちましたねー(∩´ω`∩)·* ニッキーが何だかんだ兄デンを慕っていたということは BLOODLINE でも明白で( ˘ω ˘ *) 兄のようにならないでと願う一方で兄の面影をジャクソンに見ながらそう強くあってほしいと育て上げた結晶のように思えて嬉しかったです。もっと深く掘りたいところですが、ここはひとまず置いておいて。
ジャクソンが手伝うよと改めて連絡をエイデンによこした2度目の逢瀬の時、「危険な真似だけは絶対にするなよ。いいな、ジャクソン」と念を押すエイデンに対して結構気軽に「わかってるって。俺は大丈夫だよ…覚えてるだろ?」とジャクソンてば不意に匂わせましたよね。思わず顔色を変えてしまったエイデン|-`).。。
これは、WD1でダミアンとのいざこざに巻き込まれてさらわれたニッキーを探しにジャクソンが消えたあの出来事に触れたな、と思いました。
「こんなの俺じゃない」と幼少ジャクソンのために殺戮の限りを尽くし、エイデンが我に返ったあの出来事です。結局今度はレンパートにさらわれ、銃を扱わせる気のないエイデンはまたもやジャクソンのために殺戮マシーンと化したじゃないか。
何かすごく思いました。切っ掛けはともかくエイデンは、いつだって家族のことで身を費やしてきたんだなって( ,˘ω ˘; )
以前にTwitterで呟いたんですが、
“エイデンは家族を大切に思いながら、自分が好き勝手生きるために家族を切り離したんじゃないかと今は思える。保護とは単なる表向きの自分を正当化する建前で、大切なものの苦しみや喪失を目の当たりにして一番傷つくのは自分だから、自分可愛さのために結局は孤独を選んだんだなって”
これは、今でも同じ感想です。
だから今回何より一番驚いたのは、エイデンが他人とのつながりを求めたってところですかね。
互いの危険性を示唆してのことだとしても着信履歴や番号登録を認めず「消せ」と相手に求めてきたようなやつが、ロンドンを離れようとするデドセメンバーを引き留めることさえしましたからね。
ロンドン解放に有力なメンバーですから理解はできますが、レンチに対しても「お前が面倒事に巻き込まれるようなことがあれば俺たちは駆り出されるな」なんて言っちゃって「なんつぅ家族だよ! 夢のチームじゃねーか!!」などとレンチを感動させていました。
辛辣だし率直だし容赦もないけど、そこに本来のウブというか天然というのか妙に純な部分をさらけ出してきたのでエイデンぶっちゃけ敵なしというか、いや…もともと不敵なんですけど違う何て言うんだろう、最強_(_¬_)_(気絶)
割と本気でこれからのエイデンは銃だけでなく相手に与えるフィーリングのみで軒並み撃ち倒していくと思いますよ(¯·ω·¯) 新たなとんでもねぇエイデンが誕生してしまいました。
それにしてもアンジェルとのミッション”Vigilance”は感慨深かった。要は敵を罰する方法として、これまで単独で為してきたエイデンのやり方と、協力プレイで大衆に暴くいわゆるデドセのやり方をエイデンに選択させるものでした。
シンプルに目前の敵一人を潰して永久に無力化することしか考えていなかったエイデンに対して、証拠を撒いて敵一帯の作戦を打ち止めする方法を推奨し、「闇の中でスポットライトを浴びて輝くことができるんだぞ、フォックス。あんたのやりたいようで構わないけどな」と言い加えてきたアンジェル。わかっていたようで自分は目が覚める思いでした。
エイデンは、これまで光を浴びようと思って生きてきてはいなかったから(TωT)
こんなストーリー半ばで核心に触れるような真似はずるい。ずるいよアンジェル。いい奴め。
ジャクソンにしろアンジェルにしろ、みんなして寄ってたかってエイデンを闇の底から引っ張り上げようとしてきてましたね。エイデンの救われたい思いはちゃんとみんなに届いていたよ。
さあセットアップしたのは誰だ。
本来なら BLOODLINE プレイ中に大声で発散させたかったものですが、ここも見てくださっている方がいると思えば口からこぼれそうになるところを必死に抑えてました(˚ཀ˚) 一応折りたためるし警告もしたのでそろそろいいよな。またシカゴにも戻りつつ周回やら本編やらと、ともかくエイデンの背を眺めていると次々出てくる新たな感想もあると思います。とりあえず今は思いつく辺りの溜まっていたものを一旦吐血しました_(_⁊_)_